人に触れられると血圧が下がる。オキシトシンのパワーとは

血圧を下げることができる方法は何でも試したい!ということで今回はためしてガッテンで紹介されていた血圧を下げるのに役立つというオキシトシンの事を取り上げてみました。

オキシトシンというホルモンを聞いたことはありますか?

最近では、日本でも話題になっているホルモンの1つですが、ハッピーホルモンとか幸せホルモンなどと呼ばれているものです。

以前に著者が生理学という学問の教科書上で習った時は出産に関することしか習わなかったのですが、今では、不安や痛みを軽減することができるホルモンとして注目を浴びているわけです。

そして、血圧を下げる効果も期待できるホルモンとしても注目されているわけです。

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オキシトシンはどうしたら分泌される

オキシトシンが分泌されるのはすごく簡単です。愛する人・信頼できる人と触れ合うことです。簡単にできますよね。

ためしてガッテンの番組内でも5分間ハグをし続けると、オキシトシンの分泌量はどうなるかとうことを実験していましたが、オキシトシンの分泌量が上がるという結果が出ていました。

番組で紹介されていた数値はいい人だけをとっていた感じだったので、紹介しませんが、人によって分泌される量の差はあるものの、オキシトシンが分泌されることは間違いなさそうです。

血圧が本当に下がるの?

実際に行った実験では、高血圧の人に背中をゆっくりとなでるマッサージ10分間、週に3回続けたところ、血圧が平均10も下がったというデータがあるんです。

本当に信頼できる人から、本当の愛情を持ってマッサージをしてもらうと血圧が下がる可能性があるんです。家族で血圧が高い人がいたら是非やってみてください。

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なぜ、オキシトシンが血圧を下げる効果が期待できるのか?

痛みやストレス強い不安に襲われた時、脳内では、扁桃体が不安や恐怖を感じています。これが慢性のストレスや痛みなどの深く関わるとされています。

このような状態になると前頭前野が扁桃体の興奮を鎮めようとしますが、ストレス・痛みなどが慢性的に続くとそれが増幅されて、痛みやストレスなどを強く感じてしまうんです。

ストレスが強い状態だと、自律神経も交感神経が優位で血圧が上がりやすい状態になっていることが想像できますよね。

このような時にタッチをすると、オキシトシンが脳内から分泌され、扁桃体の興奮を鎮めて、痛みや高血圧の症状を鎮める効果が期待できるんです。

ただ、オキシトシンが分泌されるのは愛する人や信頼できる人だということを覚えておいてくださいね。

普通に考えて知らない人からいきなり触れられたら気持ち悪いですよね。知らない人から触られたらストレスが逆に溜まりそうです。本当に心から信頼できる人、愛する人じゃないにマッサージをしてもらうことが大事ですね。

それと、マッサージをする人も「はいはいすればいいんでしょ!」っていう気持ちで機械的にしてしまうと、その効果はあまり期待できなくなるんです。

まとめ

血圧を下げるのに背中を優しくマッサージするだけなら、誰にでもできますよね。夫婦だと相手が脳梗塞や心筋梗塞になると本当にショックです。

血圧が高ければ食べるものや運動が大事ですが、マッサージもちょっと加えてみてはいかがでしょうか!

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