血圧が高いと冬場の寒さは体にとってすごく危険です。
気温が下がると、体内の熱を外に逃さないようにするために、全身の血管を縮めます。
血管が縮まると、血管にかかる圧が高くなり血圧が上がりやすくなってしまいます。
暖房の効いた暖かいところから、寒い外に出る機会が多いので、血圧が上昇しやすい状況が出来上がります。
厚生労働省の調査では冬の脳梗塞や心筋梗塞で亡くなる人は1日に約320人というデータも出ていて、冬場は特に危険なんです。
少しでも血圧を正常値に近づけておいて、血管の負担を減らすことが大事なんですが、血圧を下げるのは難しい…。
そこでテレビ番組の中で1週間で血圧を下げる効果が出ていたニンニクオイルの作り方をまとめました。
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ニンニクを食べると血圧が下がる理由
ニンニクで血圧が下がる理由を解説していたのが、日本大学名誉教授の有賀豊彦先生です。
ニンニクのニオイの成分はアリシンという成分です。
アリシンはニンニクは切ったりつぶしたりすると出てきます。美味しいけど食べたくないあのニオイです。
ニオイは気になりますが、アリシンは加熱することで血圧を下げる成分硫化水素を体内で発生させてくれます。
ニンニクを体に取り入れると、硫化アリルという成分が体内に入ります。
硫化アリルが血管の中に入って赤血球と結合すると硫化水素という気体に変わります。硫化水素は血管を広げる作用があるおんので、その結果として血圧を下げてくれるんです。
有賀先生によると、硫化水素を食べ物として摂って体内に吸収させる食品はニンニクだけということです。
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毎日ニンニクを食べるのはキツイ…ニンニクオイルを使えば調味料として気軽に使える
ニンニクを毎日食べることで血圧が下がるということです。
番組内では1週間ニンニクを食べ続けるとどうなるかという実験をしてましたその結果は
- 河野景子さん:147/110→139/89
- 一般視聴者:178/114→138/84
と一週間でなかなかの効果を発揮していました。
また、番組内の調査ではニンニク農家でニンニクを毎日食べている人の血圧を調べたところ全員が正常値に入っていました。
ニンニクは血圧を下げるのに有効だということはわかりますが、毎日食べるのはキツイです。
そこで、テレビ番組の中で紹介されていた、調味料として簡単に使えるニンニクオイルの作り方を紹介します。
この方法だったら食べ物にかけるだけで良いので気軽に使うことができます。
超簡単!ニンニクオイルの作り方
作り方は超簡単です。用意する材料がこちら
- ニンニク1個
- オリーブオイル50ml
作り方も本当に簡単です。
① みじん切りしたニンニクをフライパンに入れます。
② ①にオリーブオイルを入れて2分加熱するだけです。
これだけでニンニクオイルの出来上がりです。
ニンニクとオリーブオイルの相性がいい理由
ニンニクは油との相性が最高に良いんです。特に硫化アリルをしっかりと体内に取り入れようと思うと油が大事。
成分濃度実験を番組でしていたのを確認すると
お湯におろしたニンニクを加えて煮ると、血圧を下げる成分34%に減少してしまいました。
しかし、お湯とおろしたニンニクの中に油を加えると、血圧を下げる成分は100%残っていました。
油が蓋をすることで、血圧を下げる成分が空気中に蒸発するのを防いでくれるんです。
油の中には74%も血圧を下げる成分が残っていました。(残りはお湯の中です)
ニンニクの血圧を下げる成分をしっかりと摂ろうと思ったら油と取ることがすごく相性が良いんです。
だから、ニンニクオイルがおすすめなんですね。
〇〇が良いっていったら、そればかりにすがりたくなりますが、硫化水素が血管を拡張してくれるということは、食べ続けないといけないのかととも思ってしまいます。
以前に紹介した酢しょうが(酢しょうがの効能。高血圧を下げるためおすすめ!作り方は超簡単!)なども血圧を下げる作用が期待できますし、上手く使い分けるといいと思います。
ニンニクだけにこだわるのではなく、血圧を下げるひとつのものとして食事にうまく取り入れたいですね。
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