池谷敏郎先生といえば、テレビにもよく出演され、視聴者にとって役に立つ健康情報をたくさんと送り届けてくれていますよね。

そんな池谷敏郎先生が6月3日放送の金スマに登場して3つの血管年齢の若返り方法を紹介してくれていましたので紹介します。

池谷先生の血管若返りメソッドのポイントは運動と食事です。

キーワードは『ゾンビ体操』・『朝ジュース』・『なんちゃって糖質制限』

血管若返りに役に立つ!ゾンビ体操で血管を開かせる

血管の若返りには色々な要素が必要ですが、最初は運動の紹介です。運動と言ってもがっちりバリバリの運動はしなくてもいいです。池谷先生がすすめるのはその名も「ゾンビ体操」

名前は気持ち悪いですが効果はバッチリなんですよ!

ゾンビ体操のやり方

まずは、まっすぐに立って、全身の力をだらっと抜きます。そしてその場で小刻みに足踏みをします。

ポイントは踵を少し上げて指先だけで足踏みすることです!そして、肩も手も顔も全部脱力して力をぬくのも大事ですよ!

ゾンビ体操を1分間したらその場でゆっくり大きく足踏みを30秒。これを1セットにして3セット行います。

なぜゾンビ体操がいい?

ゾンビ体操をすると、血管の中に一酸化窒素が出て、これが、全身の血管を開いてくる働きをするんです。一酸化窒素は血管を若返らせるのに重要な物質で、血管を緩める効果があり、血液を流れやすくします。

わかりやすいのは、心臓の血管が一時的に狭くなり胸痛をおこす狭心症。この狭心症はニトログリセリンでその症状を抑えるわけですが、ニトログリセリンは一酸化窒素の働きで心臓の血管を広げていくんですよ。納得ですね!

ゾンビ体操のような有酸素運動を行うと筋肉からブラジキニンという物質が分泌されます。このブラジキニンは一酸化窒素の分泌を促す役割があるといわれています。

池谷先生によると、手足をゆらゆらと揺らすことで、血流があがり、一酸化窒素を全身に行き渡らせることが期待できるんです。それで血管が広がっていくわけですね!

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朝ジュース!血管をしなやかにする材料

血管をしなやかに刷るために朝のむジュースを池谷敏郎先生はすすめていました。この材料と作り方を紹介しましょう!

材料

材料 分量   期待できる効果
ニンジン 1/2本 カロテン 血管の壁の酸化を防ぐ
リンゴ 1/2個 カリウム 血圧を低下させる
レモン 1/3個 ビタミンC 血管を丈夫にする
ショウガ 5g ショウガオール 末端の血管を開く
亜麻仁油 小さじ1   動脈硬化を予防する
50cc    
2個    

材料が用意出来たら後はミキサーに材料をいれて混ぜるだけです!簡単ですよね。亜麻仁油だけは最後に入れますよ。ミキサーにかけたジュースをコップに入れたあとに、亜麻仁油を小さじ1垂らします。

亜麻仁油の代わりにエゴマ油などを使っても大丈夫です!

こんな材料每日用意してジュースを作るの面倒だという人にはニンジンをまるごと1本コールドプレスした葉っぱ付きまるごとにんじんジュースがおすすめです。添加物も入っておらず、効率的ニンジンの栄養を取り入れることができますよ!

糖質を制限すると血管が若返る?なんちゃって糖質制限

糖質制限といえば、ダイエットというイメージがありますが、血管にとっても、ある程度糖質を制限することが効果的なんです。

池谷敏郎先生はいただきますの代わりに、「ご飯・麺・パン・芋・フルーツ」と唱えろといいます。要するに糖質を含む食べ物を思い描いてそれを食べる量をカットするということです。

ダイエットでもないのになぜ糖質をカットする?

糖質が多い物を食べ過ぎると体内に取り込まれた余分な糖が血管の中で終末糖化産物という物質に変わります。この終末糖化産物という糖は血管を傷つけてしまいます。それを防ぐ為には原因となる糖質を制限するのが効果的なんです。

完全に炭水化物をカットするまず続かないですし健康にも悪いです。我慢したら、その後ちょっとでも食べたら、すぐに破綻してしまいます。それでは意味がないですね~。そこでゆる~く炭水化物の量を半分にして長く続けることが目的なんです。

要するに食べ過ぎるな!ということです。

まとめ

金スマの番組内で血管若返りに挑戦していた紫吹淳さんはたった3日でマイナス28歳という驚異的な結果を出していました。びっくりですよね。

でも、これは動脈硬化がよくなったとかそういうことではないんです。硬く縮んでいた血管が伸びやすくなったということです。なので、ちょっとやったからといってもう血管は大丈夫!だとは思わないでくださいね。

継続して、食べ過ぎないことや運動することが大切だということです!