ジョブチューンの医者のぶっちゃけスペシャルで血圧治療の名医、循環器内科の渡辺尚彦先生がでていました。
高血圧の人がやっちゃいけないことがすごく以外でした…。それが、高血圧の人は朝食の時和食は避けるべき!という話でした。
和食って体にいいイメージがあるので、なんで?って思うんですが、普通に和食を作って食べると意外と塩分が多いんですよね。
特に日本人は塩分を摂ると血圧が高くなる人が多いので、和食を下げたほうがいいということです。
典型的な和食でみる塩分量
每日、これを食べているという人は少ないかもしれませんが、朝にでる和食といえば…
- ごはん
- みそ汁
- 納豆
- 焼鮭
- お漬物(ぬか漬け)
こんな感じですよね~。旅館に泊まりにいって出る朝食もだいたいこんな感じですよね。この朝食に含まれる塩分量を見てみましょう。
- みそ汁…2g
- 焼鮭…2g
- ぬか漬け…1.5g
- 納豆(タレを入れると)…0.5g
この塩分量を合計すると、なんと6gになるんです。高血圧の人の塩分摂取量の目標は1日6g未満と言われているので、朝食だけで、1日の食べていい塩分量摂ってしまうことになるんです。
渡辺先生によると、和食は野菜や魚など栄養バランスがいいのですが、塩分量が多いと話します。なので、血圧が高く高血圧を気にしている人は、朝食だけでも和食をやめて、塩分を減らすことをすすめています。
じゃあパン食がいいの?
ご飯がダメならパン食べるしかないので、パンを食べようと思いますよね。
でもパンにも塩分が入っているんです。8枚切りの食パン1枚で0.5gの塩分が含まれています。4枚切りとかだと1枚で1gの塩分になるわけですよね。
そして、バターを塗ったりもしますよね。そんなものにも塩分が含まれています。
- バター 1片…0.2g
- スライスチーズ 1枚…0.5g
- ハム 1枚…0.5g
和食だけ食べるよりかは塩分量は少なそうですが、パンを食べる枚数と、そのおかずに何を食べるかによっては、かなりの塩分量を摂ることになりそうですね。
こうやって考えると1日6gの食塩ってなかなかきついですよね…。
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高血圧の人におすすめの朝食は
渡辺先生のおすすめの朝食は、麦や穀物をつぶして作るシリアルにドライフーツが入った、フルーツグラノーラが先生のおすすめ。
フルーツグラーノーラ1食分(50g)で塩分が0.2gしか入っていないんです。
それに牛乳やヨーグルト・豆乳を加えたとしても、合計で0.4gの塩分量にしかならないんです。
1食を0.4gに抑えると、昼と夜は多少塩分が多くても大丈夫なんです。
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高血圧の人が気をつける食事
高血圧の人が気をつけるのは醤油と味噌をあまり使わないようにするということです。でもまぁ料理で醤油も味噌も使わないなんていうことは不可能なので、減塩の醤油や味噌を使うことが大切ですね。これは普通に使っている人も多いはず。
あとは刺し身とか寿司とか直接醤油をつけて食べるものはどうしても、醤油のつけすぎになってしまいます。
そんな時は、醤油が霧吹き状になって出るちょいかけスプレーがおすすめです。全体にうっすらまんべんなく醤油がいきわたるので、少量でも満足できます。
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濃い味が好きなのを改善させるにはどうする?
どうしても、濃い味が好きで好きでたまらない!っていう人もいますよね。そんな人でも頑張って一度減塩をしてみるといいです。
減塩に慣れてくると、味覚が敏感になって、ちょっとした塩分でも濃い味に感じることができるようになります。
でも、每日減塩するのは難しいですよね…。渡辺先生は、月に1週間だけ、塩分をほとんど摂らない生活をしているそうです。
これをすることで、ちょっとした塩分でも濃い味に感じることができるようになってくるそうです。
濃い味になれた舌を元の状態にリセットするということが本当に大事になってくるわけです。
朝食はフルーツグラーノーラを食べて減塩を測り、普段の食事も減塩のものを使うようにすれば、1日の塩分摂取量は抑えることができそうです。
しばらく試してみて血圧を確認してみるとよさそうです。
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