LDL(悪玉)コレステロールを下げて血圧を下げる!大麦で血管の若返り

6月14日放送のみんなの家庭の医学で動脈硬化を予防するために大麦がいいよっていう特集をしていました。

血圧が高くなると動脈硬化がすすみやすくなります。

動脈硬化がすすむと、心筋梗塞や脳卒中になってしまい、最悪、亡くなってしまうこともあるわけです。年間約31万人の方がこれらの病気で亡くなっているので人ごとではありません。

もちろん運良く生きることができたとしても、体になんらかの障害を残す可能性はかなり高いです。

体にマヒが残ったり、思うように運動ができなくなったり…。

日常生活が自分の力でできなくなってしまえば、やりたいことができなくなることもあるし、できるだけ健康でいるためには、動脈効果を防ぐことはすごく大事なこと。

血管は加齢とともに弾力がなくなってきて、傷つきやすくなるんですが、血圧が高いとさらに血管を傷つけやすくなってしまいます。

傷がついたところに悪玉コレステロールが侵入してプラークの塊を結成して、血管の壁が徐々に厚くなってしまいます。

コレステロールがおおければ血もドロドロ。ドロドロの血を運ぶ為には心臓も一生懸命仕事をしないといけないので、血圧は上昇。

さらには、悪玉コレステロールが増えすぎて血管を狭くしてしまっていたら…最悪のシナリオが簡単に描けますよね。

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悪玉コレステロール増加の原因は

悪玉コレステロールが増える原因は色々とあります。

  • 食事の食べ過ぎや偏った食事などの乱れた食生活
  • 運動不足
  • ストレス
  • 肥満

などなどが原因となって、悪玉コレステロールの量が増えてしまうんです。50歳以上の約3割が悪玉コレステロール過多などの脂質異常症の疑いがあるんです。

ある程度の年齢になったらもう人事ではありませんよね。健康診断の時の数値をしっかりと確認することが大切です。

悪玉コレステロールを減らす食材が大麦

そこで、悪玉コレステロールを減らす食材がポイントになるわけですね!その食材「大麦」を紹介していたのが、東京医科大学病院循環器内科の椎名一紀先生です。延べ20万人の患者を治療した血管疾患のスペシャリストのドクターです。

大麦のLDL悪玉コレステロールを下げる働きは医学的にも認められている

大麦が悪玉コレステロールを下げる効果については色々な研究gあなされていて世界をみると600以上もの研究論文が発表されています。

例えば、2004年、アメリカ合衆国の農務省の研究報告によると30代~50代のコレステロールが高い人の大麦を中心とした食生活を続けたところ、5週間で悪玉コレステロール値が13.8%~17.4%減少したという結果。

そして、2007年、アメリカミネソタ大学の研究では155名の悪玉コレステロールが高い人に、6週間大麦を食べたところ悪玉コレステロール値が9~15%減少などの結果が発表されています。

実際に慈恵大学病院では、病院食に取り入れられていて、番組内で糖尿病の入院治療をしていた患者さんは週間で体重が11キロ減少。ウエスト12cmも落とせたそうです。

番組では何も言ってませんでしたが、食事にプラスして運動療法を併用しているはずなので、大麦だけの効果ではないと考えられますが(一般的に糖尿病で入院される患者さんは運動療法を実施します)、大麦に効果があるのは間違いなさそうですね。

歴史的に見ると、徳川家康も大麦を主食にしていたと言われており、江戸時代初期に75歳までその人生を全うしているので、すごいと思います。

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大麦は押麦

大麦はスーパなどで売られていますが、押麦と表示されていることが多いかもしれません。その理由は次の通りだからなんです。

大麦の収穫時期は5月下旬~6月上旬です。大麦は稲と比べると殻が硬いんです。なので時間をかけて実を磨き90℃の蒸気で蒸し上げ1mmまで押しつぶすんです。だから押麦というんです。

こうすることで、吸水性があがり、ふっくら炊けるようになります。

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大麦の何が悪玉コレステロールを下げる

大麦に豊富に含まれる水溶性食物繊維の大麦βグルカンという食物繊維にはコレステロールを材料とする胆汁酸を体外に排出してくれる働きがあります。

大麦βグルカンは腸に入ると水に溶けゲル状になります。腸の中にある胆汁酸をつつみこみ、便と一緒に排出する役割があります。

そうすると足りなくなった胆汁酸を補うために、肝臓は血液中からコレステロールを集めて新たな胆汁酸を作りはじめます。

結果、血液中の悪玉コレステロールが減少し、動脈硬化の予防につながります。

大麦は食後の血糖値を抑えることができる

炭水化物を多く摂ると、食後の血糖値が上がったままになり、動脈硬化のリスクになります。

大麦βグルカンが腸内で糖質と混ざり合うことで、消化吸収を緩やかにし、血糖値の急上昇を抑えてくれるんです。

大麦は1日にどれ位摂取する必要がある

じゃあ、大麦はどれ位、摂ったらいいのかというのが気になるところですよね。アメリカのミネソタ大学の研究では、大麦βグルカンを1日3g摂取すると悪玉コレステロール値が低下するという研究結果を出しています。

慈恵大学病院では米:大麦=7:3の割合で大麦を配合しているので、その3割大麦ごはんの場合は、大麦βグルカンを3g摂取するためには、4杯食べないといけません。

食べ盛りの若者なら大丈夫ですけど、そうでなければちょっとしんどいですよね。

そんな時は大麦アレンジレシピを利用することで、解決します。大麦アレンジレシピは慈恵大学病院のおすすめレシピがおすすめです。

慈恵大学病院のおいしい大麦レシピ

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例えばこんなレシピですね

悪玉コレステロールを下げるのに最適な食事!大麦入りネバネバ小鉢

すりおろした長芋(60g)に茹でた大麦(60g)を加えて混ぜます。

その上に納豆(20g)とめかぶ(1パック)、茹でたおくら(60g)を乗せて、真ん中にうずらの卵を2個トッピングをすれば大麦入りネバネバ小鉢が完成します。

ネバネバ食材と大麦で健康パワーの相乗効果があり!ネバネバ食材は水溶性食物繊維がたっぷりなのです。これで3割大麦ごはん1/2杯分になります。

 

血圧プラス悪玉コレステロールは最悪の組み合わせです。悪玉コレステロールの量が正常になることで、動脈硬化を防ぐことが期待でき、悪玉コレステロール→動脈硬化→血圧が高くなるという悪循環を解消することも期待できます。

大麦を少し食事にとりいれることがおすすめです。

コレステロールを下げる特定保健用食品緑でサラナでLDLコレステロールを減らす方法もある

大麦を摂るのが大変だし、面倒だっていう人や、普段忙しいという人には、特定保健用食品の『緑でサラナ』をおすすめします。

緑でサラナにはブロッコリーやキャベツなどアブラナ科野菜に多く含まれる天然アミノ酸の一種SMCSが含まれています。

SMCSはコレステロールを胆汁酸に変える酵素を活性化させ、余分なコレステロールを体外に排出するサポートをしてくれるんです。

なので、緑でサラナを飲むことでコレステロールを下げるサポートをしてくれるんです。

健康診断でコレステロールが高い…。って言う人は是非試してみてください!

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