急激な血圧の上昇ピストル血圧。原因と対策。イヤイヤ体操がおすすめ

今回は、この原因Xにありで放送されていた、危険な血圧と対策を紹介します。

で、危険な血圧というのは、ピストル血圧と呼ばれていて、一時的に急激に血圧が上昇する事なんです。

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急激な血圧の上昇が繰り返されることが危険!生活習慣に原因があり

急激に血圧が上昇すると、血液の圧力が上がるので、血管に対するストレスもかなり大きくなります。

血圧の急上昇が繰り返されることで、血圧の壁に負担がかかり、時間をかけて、血管をボロボロにしていく危険性があるんです。

どんな時に血圧があがる?ピストル血圧を招く3つの生活習慣

血圧の面からみると、あまりやってはいけない生活習慣が3つあります。健康の為って思ってやっていることも実はダメ…ってこともあるので、普段やっていないか、確認してください。

朝からの運動をすることは血圧の上昇を招く

朝、早くに起きてジョギングをしたり、ウォーキングをしたり、ゴルフに出かけたり。

朝は涼しいし気持ちいいからとか、人があんまりいないからって運動する人も多いと思いますが、これが体に負担がかかっている可能性があります。

例えば、ゴルフをしている人は、特にスタートの1~2番ホールを回っている時に血管に関する事故、脳梗塞や心筋梗塞が多いのは朝早くに運動して血圧が上がっている可能性があるんです。

早朝はなぜ血圧があがりやすい?

ヒトの体は寝ている間、体を休めているので正常であれば、血圧は下がっています。

そして、目覚める少し前から血圧は急上昇をはじめて起きる準備をします。血圧をあげて覚醒を促すわけです。

血圧が上昇しているタイミングに運動をすれば、さらに血圧があがるので、血管にかかる負担が増してしまうんです。

血圧が高いのに、起きてすぐに運動しているヒトは運動を見直すべき

起きてから1~2時間のうちはジョギングしたり、ウォーキングをしたり、なるべく運動をすることは避けることが大事です。

朝起きてすぐは、血管にとっては医師は魔の時間というぐらい、体に一気に負担をかけるのは避けるべきなんです。

朝起きてからの布団あげも、起きてすぐにしないようにしましょう

ベッドじゃなくて、布団で寝ているヒトは、起きてすることと言えば、布団をあげること。

でも、布団を持ち上げて押し入れにしまうことは、力も入りますし、血圧上昇を招いてしまいます。

食事を済ましてから布団あげのような力のいることはするようにすることをおすすめします。

血圧高めのヒトは運動をするとき、動いた時も血圧を測ってみてどれぐらい血圧があがるのか知っておくといいですよ。

入浴後の扇風機、暑い時に冷たいお茶を一気飲みで血圧が上がる

お風呂に入ったあと、暑くなった体をエアコンの効いた部屋でさらに扇風機をかかって体を冷やす。

暑い時に冷たいお茶をグッと飲むなど、体を冷やす事をすると、血管が縮んでしまい、血圧が上がります。

ちょっとぐらい上昇するぐらいならいいんですが、番組の実験では、60近く上昇していたので、毎日繰り返していると血管の負担になってしまいます。

暑い時の冷たいお茶は美味しいし、お風呂の後の扇風機は涼しいんですが、ゆっくりと温度が下がるように、扇風機の風を調整したり、お茶の温度を調整することが大事ですね。

メンタルで血圧が急上昇。なるべく落ち着いていることが大事

感情の起伏を少なくするのはなかなか難しいですが、精神的な状態で血圧の上下がみられてしまいます。

イライラしているとき

職場に行くと自分が思うように周りが動いていなかったり、スポーツでも思うように成績が残せない。車の運転で…。夫や妻、子どもにイライラ。

まぁなかなかイライラする場面はたくさんあります。

イライラしている時は、交感神経が優位になって、血管が縮んで血圧が上がってしまいます。

内科医の池谷敏郎先生は、相手へのイライラと自分の血管どちらが大事か考えるといいよって話してました。

イライラすると、自分の血管を傷つけてしまう…。そう思うと少しは気持ちが落ち着くかもしれません。

イライラしている時に、血管がボロボロになっていくイメージをしてみて下さい。

自分へのプレッシャー

会議で何かを発表しないといけない。これを決めればバーディー。子どもが帰ってくるから、早く食事の準備をしないと…。

仕事だけじゃなくて、遊びでも、家事でも自分にプレッシャーがかかる場面は結構あります。

この時も、血圧は上がってしまいます。

自分にプレッシャーをかけすぎないようにするためには、『あまりヒトにいいところを見せようとしない』『失敗してもまぁいいやと思う』ようにします。

頭でわかっているんですけど、心がなかなかついていかないですけどね…。

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他にも嬉しいことがあって興奮しすぎたときにも血圧があがります。感情の起伏がないのもヒトとして面白くないですけど、血圧のためには冷静になれることが大事ですね。

イライラしたとき、自分にプレッシャーがあるときは深呼吸をして、心を落ち着かせるようにしましょう。

自分の血圧を測るようになった、血圧を意識すると統計学的に、血圧が下がるというデータもあるので、血圧を測ったり、血管ありがとう!って口に出したりして、自分の体の意識することも大事です。

池谷敏郎先生流、ピストル血圧を下げるためにはイヤイヤ体操

今回池谷敏郎先生が番組で紹介していたのは、イヤイヤ体操。やり方は超簡単!

① 体の全身の力を抜いて立ちます

② 脱力したまま、子どもがイヤイヤとゴネる時の様に、体を15秒~20秒かん揺さぶります。

これだけでも、池谷先生の患者さんは血圧が下がるヒトもいるとのことでした。

試しに僕もやってみましたが、血圧は…。

153/99の血圧が147/96に下がりました。ちょっとしか下がってないですけど、15秒イヤイヤ体操しただけで下げるんだからしないよりした方がいい結果でした。

 

急激に血圧が上がることは血管にとってはストレス。感情のコントロールなどは難しいですが、早朝の運動をしているヒトは、手首につける手軽に持ち運べるもので運動中の血圧を測ってみることをおすすめします。

血圧が高くなってしまうようなら、早朝の運動はやめて起きましょう。

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