2月8日放送のためしてガッテンで冷え性と血圧に関する、絶対に知っておいた方が良い情報が放送されていました。
冷え性の人は手先や足先の血流が悪いというのが問題になります。
血圧で危険な冷え性を見分けることができる!血圧の測り方はこれ
冷え性と血圧ってなんとなく関係があることはわかると思いますが、何が危険なのか?その気になる血圧の測り方を教えてくれていたのが、自治医科大学循環器内科刈尾七臣先生です。
冷え性で血圧低めのイメージですがとても危険な血圧異常な人がいるんです。そんな冷え性の方は、血液の循環に問題があるので血圧に異常が出てくる可能性があります。
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冷え性との関係。血圧変動がわかる血圧の測り方
冷え性で、循環に問題がないか調べるために、簡単に家庭でできる血圧の測り方はこうです
①まず、最初に普通に血圧を測ります。
②その後、一度立って、座ってから再び血圧を測ります。
この2回の血圧測定の差を調べるんことで、危険な血圧の測定が見分けられます。
この2回の血圧の測定の差が10から15未満の場合はイエローゾーンになり、注意が必要で、15以上はレッドゾーンになります。15超えるレッドゾーンでは循環器内科で診察を受けた方がいいレベルになります。
なぜ血圧の変動が大きいと問題になる?
この血圧の変動が大きいと知らず知らずのうちに脳梗塞や脳出血が起こっている可能性があるんです。脳梗塞の症状がないよっていう場合でも、CTやMRIで脳の検査をすると、微細な脳梗塞や脳出血の跡が見つかる場合があります。場所が悪いと脳梗塞や出血で倒れる危険性があります。
人は24時間の中で血圧の変動が見られるのが普通なんですが、問題はその差。
正常な人の血圧変動は一定の範囲内中に収まりますが、そうでない人は血圧の変動がかなり大きくなってしまうんです。これを変動型の高血圧といいます。最近では、かなりリスクになるとして注目されています。
血圧変動が大きいと、脳の中にある細い血管では、衝撃を受けやすくなります。脳の太い血管から細い血管に血液が入ることで受ける衝撃が大きくなり、血管が破れやすかったりつまりやすかったりするんです。
これが冷え性がある場合、冷え性がない場合に比べて血圧変動している人が3倍多いという結果になっているんです。
冷え性の原因は自律神経の乱れや、血管が硬くなっていることも考えられ、そのリスクが高いんです。
なので、先ほど紹介した血圧の測り方。立って座ってする程度で血圧が15以上も変動すると言うのは、血圧の変動が大きすぎるんです。
実際の24時間の血圧の中ではさらに大きな変化が見られる可能性が考えられ、脳の血管にかかる負担は増えるため脳梗塞に懸かる可能性が高くなってしまいます。
体がうまく、血圧が調整できていないと言うことになるんです。
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軽い血圧変動なら、改善が期待できる血管のばしとは
軽い血圧変動ならば、血管伸ばしをすることで、血管の柔軟性を向上させて、血圧の変動を抑えることが期待できるんです。それを教えてくれていたのが、立命館大学スポーツ健康科学部家光素行教授です。
血管のばしというのは、簡単に言うと、血管を伸ばすことを意識したストレッチです。なので、どの部位の血管を伸ばすかをしっかりと意識してストレッチができればOKです。
ためしてガッテンで紹介されていた、足の血管のストレッチを紹介しましょう!
太ももの血管大腿動脈を伸ばすストレッチ
まずは、太ももの血管を伸ばしていきます。最初の姿勢は正座です。
正座の姿勢から、膝の前に両手をつきます。
血管を伸ばしたい方の足を後ろへ、伸ばします。太ももの付け根が伸びているのを感じながら、気持ち良い範囲で後ろへと伸ばしていきます。この時に、顔を向かないように、正面を向くように気をつけます。反対側も同じようにします。
膝の裏の血管のストレッチ
膝の裏を伸ばす時は、立った姿勢からはじめます。伸ばしたい血管の足を前に出します。
膝の上に両手をおきます。
そのまま、膝を伸ばして、お尻を後ろに突き出していきます。この時に膝裏が伸びているのを感じます。反対も同じようにします。
ふくらはぎのところにある血管のストレッチ
まずは正座をして、伸ばしたい方の膝を立てます。
反対の足を外側に広げます。
両手を立てた膝の上に置き、胸を太ももにつけていきます。ふくらはぎが伸びているのを感じることができればOKです。反対側も同じようにします。
ふとももの前側とスネの血管を伸ばすストレッチ
正座で座り、血管を伸ばしたい側と反対の足を前に伸ばします。
そのまま、後ろに手をついて、曲げている足の、太ももと、スネの血管を伸ばしていきます。反対も同じようにします。
太ももの裏側の血管のストレッチ
仰向けに寝てから、伸ばしたい血管の足を抱え込むだけでOKです。太ももの裏側に伸びているのを感じるようにします。反対も同じようにします。
血管のばしのポイントは
痛くなるまでやらずに、痛気持ち位範囲でストレッチをすること。絶対に無理をしないでください。そして、どの部位の血管を伸ばすかを意識して行うことです。
転倒の危険がありそうな人は、誰かについてもらってするようにしてくださいね!
血管のばしになぜ効果が期待できる?
なぜ結果の場所で血流が良くなるんでしょうか?
血管が伸びるとその刺激によって血管を柔らかくする物質が出てきますこれが血管を広げて血流をアップさせてくれるんです。
即効性はありますが効果はあっという間に効果がなくなりますので毎日継続していくことが大切になります。
血管伸ばしはどれぐらいの頻度でする?
紹介した5つの運動を左右30秒ずつを朝と晩にするだけです。軽い血圧変動の場合3週間程度の血圧伸ばしで改善が期待できます。
冷え性の場合は、血圧変動のリスクも高くなるということがわかりました。血圧変動がわかる、血圧の測り方で、血圧の差を見てみて、何回か測ってあまりにも差が大きい場合は、病院の診察を受けることをおすすめします。
また、軽い血圧変動の場合はストレッチを試してみてください。血管年齢が若返って冷え性も改善することが期待できます。
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