最近血圧が気になるという人は必見の内容です。ある程度と歳をとると血圧が高くなると血圧が気になってきますよね。
健康診断などで血圧が高いと、家にも血圧計を買ってしっかりと測って、気をつけようと思う人も多いですよね。著者も30代で高血圧に悩まされていますが、高血圧で怖いのは血管の病気ですよね。
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私と同じ年代でも、脳梗塞になって寝たきりになってしまう人もいるので、若いからと言って油断はできないですよ。
そんな、血圧が高い高血圧の人は4300万人もいると言われています。日本人の1/3は高血圧ということになりますね。
高血圧で血管に負担がかかり続けると、突然脳梗塞や、心筋梗塞などになる可能性があります。これらの病気は下手をすると亡くなってしまうかもしれないですし、体に大きな障がいを残してしまうかもしれません。本当に恐ろしいことです。
高血圧は別名サイトキラーと呼ばれ、自覚症状がなくいきなり脳出血とか脳梗塞を病気を引き起こしてしまうのです。高血圧は自覚症状がないところが怖いのです。
ですから、ある程度年齢が高くなると、血圧計を買って日々の血圧をチェックすることは必要です。
そして、血圧が高い人は何らかの対策を立てておく必要があります。そんな、高血圧の対策を教えてくれるのが、血圧の第一人者で東京女子医科大学日暮里クリニックの渡辺尚彦先生です。
渡辺先生は血圧を風呂に入る時以外24時間装着、血圧の状態を常に測って自分の体でも研究をしているミスター血圧と呼ばれているドクターです。そんな渡辺先生が教えてくれる血圧を下げる方法を紹介します。
渡辺先生の血圧を下げるポイントは薬を使わないで血圧を下げる方法なので気楽に試すことができますよ。
血圧が下がるツボ合谷
渡辺先生が紹介していた、最初の方法は血圧を下げるツボを押すとういう方法です。血圧を下げるツボはいくつかあるのですが、渡辺先生がすすめていたツボは合谷という場所です。
合谷を5分間刺激すると上半身がポカポカする感じにもなってきます。合谷を押すことで、末梢の血管が広がって血圧が低下すると考えられています。
渡辺先生のやり方は合谷を押して、痛みを感じるぐらいまで押していましたが、無理をして押さないようにしてくださいね!心地よいぐらいの強さで押して、少しずつ強くしましょう。
左右片方5分ずつ、1日に2回を目安に実施すると効果的なのです。テレビをみながらでも、仕事のちょっとした合間にでもできるので、ちょこっと押してみてください。
ふくらはぎパンパン法&貧乏ゆすり
手のひらでふくらはぎを挟みこむように、下から上にむかって叩いて手をパーにしてパンパン叩いていきます。そして、同じように手をパーにして、片手でふくらはぎを下から上へ叩いていきます。
血液は重力の影響で、その大部分が下半身に集まります。特に高血圧の人は血管が硬くなり、下半身に血液が溜まっている傾向にあります。
そんな下半身に溜まった血液を心臓に送り返すのがふくらはぎの筋肉です。ふくらはぎをパンパン叩くことで、血管が開き、血流が改善し、結果的に血圧が低下するというものです。
他にも一般的には「してはいけません!」と言われる貧乏ゆすりですが、貧乏ゆすりをするとふくらはぎの筋肉をゆすることになり、血液の循環を促し血圧を下げるのに効果が期待できるといいます。
血圧の為には貧乏ゆすりをすることは悪くないのです。
この2つもテレビを見ながらででもできますよね。貧乏ゆすりは見るのを嫌がる人がいるかもしれまえんが、理由を説明したら納得してくれますよ。
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ふどうジュースで血圧を下げる
最近、一酸化窒素が血圧を下げるのに良いということがわかってきました。一酸化窒素が血管の組織の中に多く発生すると血管が柔らかくなって広がり、血圧を下げることのです。
渡辺先生によると、一酸化窒素を多く発生させるためにはぶどうジュースがいいのです。ぶどうジュースに多く含まれているポリフェノールが一酸化窒素の発生を促進してくれるのです。
1日200ccぐらいが飲む目安です。ワインにもポリフェノールは多く含まれるのですが、アルコールによって血圧が上がってしまうので逆効果です。適量ならいいのかもしれませんが、飲み過ぎたら意味がありません。
起床時にゴロゴロしてから起きる
寝ている間、血圧は低くなっていますが、起床時に急上昇します。起き上がる時に急に起きてしまうとさらに血圧があがり、脳梗塞などの危険が高まります。
寝すぎて焦ってガバッと起きるというのは血圧にとっては最悪な状況です。
できることなら、起きる時間を少し早めにして、起きる前に5分~10分ゴロゴロして血圧を落ち着かせてから起き上がることが大切ですよ。
普段からギリギリまで寝ずに余裕を持って起きる習慣をつけるようにしましょう。
チョコレートが血圧を下げるのに役立つ!
血圧が上がる原因遺伝的なものと直接的なものがあります。直接的なものには原因が2つあって、1つが塩分のとりすぎによって血液の量が増えすぎること。そしてもう一つが血管の収縮です。血管が細くなると、血管にかかる負担が増えて血圧が上がります。
この2つ目の原因も、過度の飲酒や喫煙、塩分のとり過ぎなどがあげられます。この2つ目の原因、血管が縮むのを防ぐのに役立つ食べ物がチョコレートです。
チョコレートには、ポリフェノールが圧倒的に多く含まれています。ポリフェノールが多く含まれているワインで100gあたり180mg含まれていますが、チョコレートには100gあたり840mgも含まれています。
ポリフェノールには血管をしなやかにする一酸化窒素(NO)が作られることを促進し、このことで、血管が拡張する事を促進します。しかも、正常血圧の人は血圧は低下せず、高血圧の人の血圧がグーンと正常範囲まで下がるんです。
実際に20年以上チョコレートの研究をしている愛知学院大学、大澤俊彦教授が行った研究では、高血圧に悩む約350人がチョコレートを4週間食べ続けた結果約9割の人が血圧を改善したんです。
どれぐらいのチョコレートを食べたら血圧が下がる?血圧を食べて太らない?
1日に食べるチョコレートの量は板チョコでいうと5カケラ、約25gでOKです。チョコレートが嫌いって言う人は少ないでしょうし、これぐらいの量であれば、ビターチョコじゃなくても、甘くてもそれほど問題はないそうですよ!
これぐらいの量であれば、太るのもそれほど気にしなくても大丈夫!4週間25gのチョコレートを食べて、摂取前と接種後で体重を調べた結果変わらなかったんです。
ご飯一膳が235kcalに対して、チョコレート5カケラは150kcalなので、1日普通に過ごしていれば、問題ありません。
食べ始めてから4週間程度で高血圧の改善効果が期待できます。中でも、ポリフェノールが豊富な高カカオタイプがおすすめです!
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最後に
効果には個人差があると思いますが、薬などを使わない方法なので、簡単に実施することができますね。血圧が高い人は医療機関を受診することが大切ですが、渡辺先生の方法を試してみてください。